- 2歳のお誕生日に知育玩具をあげたいんだけど、どんなものがいいんだろう?
- 好き、嫌いがはっきりしてきたんだけど、どんなおもちゃがうちの子には
あっているんだろう? - 兄弟で長く遊べるおもちゃを買ってあげたいんだけどおすすめってある?
2歳ごろのおもちゃ選びに頭を抱えているママやパパも多いのではないでしょうか?

これまで30種類以上の知育おもちゃを選びながら、
何度も迷ってきました。
特に我が家の真ん中っこである息子が2歳の時には、
おもちゃ選びだけではなく「おもちゃを通しての関わり方」にも
たくさん悩んできました。
だからこそ、この記事では、自信を持って「おすすめの知育もおもちゃ」
「おもちゃを通しての我が子との関わり方」についてお伝えしていきます。
記事内では具体的に
- 発達段階を踏まえたおもちゃの選び方
- おすすめのおもちゃと伸びる力について
- せっかくのおもちゃをムダにしないためのポイント
などを詳しく解説していきます。
この記事を読むことで、我が子にピッタリのおもちゃを選ぶことができ、
誕生日プレゼントやクリスマスプレゼント選びで迷うことがなくなるので
ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
- ジグソーパズル:パズルをはめる動作を通して、思考力が育まれます。完成させることで達成感を味わうことができ、自己肯定感アップにも。
- アマブラミックス(DJECO)/対象年齢:2歳〜:思考力や想像力が育まれるおもちゃ。箱にピースを入れるだけなので、子どもでもお片付けしやすいのが特徴。
- コロコロコースターFLEX+ スタンダード(Toyloyal)/対象年齢:1歳半〜:大きめのパーツで作られているので2歳でもコースを作りやすく、思考力が育まれます。
- ジャラットプレート(くもん)/ 対象年齢:1歳半〜:プレートを入れる動作を通して、手の巧緻性を養います。また、数字や色の学びにも。
- かんてん粘土Studio(ボーネルンド)/対象年齢:2歳〜:初めての粘土は食品素材のものが安心。豊かな創造力を育めます。
- レゴデュプロ(LEGO)/対象年齢:1歳半〜:想像力と創造力、どちらも養うことができます。アンパンマンブロックとの互換性もあり長く遊べることが可能。
- 森の音楽会(GENI)/対象年齢:2歳〜:音を楽しむだけでなく、バチを使って叩く動作を通して、目と手の協応性を養うことができます。
- おせわだいすきメルちゃん(パイロット)/対象年齢:1歳半〜:ごっこ遊びをサポートしてくれるおもちゃとしておすすめ。想像力やコミュニケーション力を養えます。
- スイスイお絵描き(パイロット)/ 対象年齢:1歳半〜:何度でも繰り返し遊べ、お絵描きを通して手の巧緻性、創造力を養うことができます。
- ストライダースポーツ(ストライダージャパン)/対象年齢:1歳〜:2歳ごろの運動遊びにはもってこい。バランス力や運動能力が育まれます。
おもちゃ選びの前に知りたい!2歳の発達段階
2歳になると、運動能力も発達し、日常生活での動作(着替える、スプーンを使って食べるなど)も
少しずつできるようになってきます。
また、自分の意思をしっかりと伝えられるようになる一方で、気持ちのコントロールが
うまくできずに癇癪を起こしてしまうことも。
おもちゃ選びでは我が子の発達を踏まえて選んでいくことが重要なので、
まずは2歳の心と体の成長発達について解説していきます。
こちらのチャートをご覧ください。

成長はあくまでも目安なので、参考程度にしてくださいね。
2歳〜2歳半
1歳の頃と比べて、2歳になるとできることもふえ、感情表現も豊かになってきます。
体の成長
2歳前半では以下のような動きができるようになります。
- 走る、飛ぶ、跳ねる
- ボールを蹴る、投げる
- ひねる、ねじるといった動作
心と体の成長
言葉の数が増え、コミュニケーションを楽しむようにもなます。
- 2〜3語文を話す
- 大人の行動に興味を持ち、真似する
- 大人の話に耳を傾け、指示に従う
- 自己主張が強くなり、なんでも自分でやりたがる
- 思うようにできないと癇癪を起こすことも
2歳半〜3歳
2歳後半になると日常生活での動作もたくさんできるようになり、より他者との関わりも
上手になってきます。
体の成長
体力もつき、体をダイナミックに動かすようになります。
- 手を使わずに階段を登れる
- 三輪車を足で蹴って進むことができる
- 不安定な道でも転ばずに歩ける
- クレヨンで丸が描ける
心とことばの成長
表現する力がついてくるものの、自己表現が難しく嫌になってしまうことも。
- 自分の気持ちを言葉で表現するようになるが、感情のコントロールは難しい
- 大きさや色の比較ができる
- 頭でイメージしたものを描くようになる
- 過去のことを記憶できるようになるが、過去のことは全て「昨日」と発言する。
昨日=過去のこと、今=現在のことという認識になっている。 - 友達に興味を持つようになるが、まだ一緒には遊ばず、同じ遊びを横でしている並行遊びが主流。
迷ったら要チェック!2歳の知育おもちゃ選びの3つのポイント
2歳になると、運動能力や思考力がつき、できることが一気に増えるので、1歳の頃より
さまざまなおもちゃの選択肢があります。
たくさんある知育おもちゃの中から迷わずに選べるように、
今回は知育おもちゃを選ぶ上での重要なポイントを3つにまとめました。
伸ばしたい能力に合わせて選ぶ
2歳の知育おもちゃでは、手の巧緻性(手先の器用さ)、創造力などさまざまな力を
育むことができます。
伸ばしたい能力に合わせておもちゃを選んでいくことで、今の子どもが持っている力を
さらに伸ばせたり、新たな子どもの力を発掘できるでしょう。
思考力
パズルの全体像をイメージしながらピースをはめていく動作で、
物事を順序立てて考える力を養うことができます。
- ジグソーパズル

初めてのパズルは10ピースぐらいまでの簡単なものがおすすめ。簡単なものから始め、
『自分でできた!』という達成感を味わうのも大切なことです。また、初めてのパズルでは、
ピースを裏返してあげたり、似た要素を探してあげるといった親のサポートも欠かせません。
▼子どもの好きなキャラクターで選ぶのがおすすめ
- アマブラミックス(DJECO)/対象年齢:2歳〜

さまざまなピースがあるので、自分のイメージしたものを形にする想像力も養うことができます。
箱の中にピースを収納できるので子どもでも簡単にお片付けしやすいのが特徴。

我が家でもこのシリーズのパズルを友人からプレゼントでもらいました。
ジグソーパズルは大きくて収納に困ったり、子ども自身でお片付け
しにくかったりすることも多いですが、アマブラミックスはサイズも
文庫本サイズで、子ども自身で簡単に箱に入れてしまえるので
とても重宝しています。
1人遊びが増える時期にもピッタリなおもちゃです。
▼5歳の長女もいまだに遊ぶおもちゃ!
- コロコロコースターFLEX+ スタンダード(Toyloyal)/対象年齢:1歳半〜
パーツが大きいので2歳ごろでも、組み立てやすいのが特徴。
はじめはコースを自分で考えて作るのは難しいので大人のサポートが必要ですが、
何度も繰り返していくうちに自分で考えながらコースを作れるよになるので、
想像力が養われます。
▼ボールが大きいので2歳児でも転がしやすいのが特徴
手の巧緻性
2歳ごろになると、衣服の着脱や靴の脱ぎ剥ぎなどを自分でしたがるようになります。
その際に手の巧緻性が育まれているとスムーズに行えるようになるので、
手の巧緻性を育む知育おもちゃはメリットがとても大きいです。
- ジャラットプレート(くもん)/ 対象年齢:1歳半〜
▼単純動作を何度も繰り返し遊べるので、落とす動作が大好きな子におすすめ
プレートをつまんで、向きを合わせて入れる、
レバーを押してプレートを出すといった動作で手の巧緻性を育むことができます。
どういう風に入れたら、プレートが上手く入るのか、繰り返し遊ぶ中で思考力も養われます。
想像力と創造力
『想像力』と『創造力』どちらも育むことで、
子どもたちは柔軟な思考が身につけられます。
想像力…過去の経験や体験に基づいて新しいものをイメージする力のこと
創造力…イメージしたものを絵やものを使って形にする力のこと
2歳ごろは過去のことを記憶できたり、自分の頭に思い描いたものを
言葉で表現するようになる時期なので、
『創造力』と『創造力』どちらも養えるようなおもちゃが特におすすめです。
- かんてん粘土Studio(ボーネルンド)/対象年齢:2歳〜
2歳ごろはまだ口に入れてしまうこともあるため、食品素材でできた粘土がおすすめ。
過去に見た食べ物を頭の中でイメージして、粘土をこねて作っていく過程で
『想像力』と『創造力』を養えるでしょう。

2歳ごろの粘土遊びでは正直、「こねてるだけ」「粘土を切ってるだけ」
ということがありました。
「これで楽しいのかな?」「もっと何か作ったら楽しいんじゃない?」
と思う場面でした。
しかし、一緒に遊んであげいる中でママの真似をして丸い形を
作れるようになり、そこから自分の思い描いた作品を
作るようになりました。
子どもは大人が想像するおもちゃの遊び方ではない、
遊び方をすることも多々あります。
そんな時に、じっくり見守ってあげることが子どもにとって
集中力を養い、達成感を味わうことができるポイントでも
あるんですよね。
- レゴデュプロ(LEGO)/対象年齢:1歳半〜

車やお家など様々なシリーズがあるので、子どもの好みに合わせて選ぶことができます。
ブロックでどんなものを作りたいかイメージし、自分の思い描いたものを
形にしていくことで『想像力』と『創造力』どちらも養うことができます。
レゴデュプロとアンパンマンブロックラボは『互換性あり』
2歳ごろから遊べるブロックとして、レゴデュプロとアンパンマンブロックラボが
代表的なもので、どちらを買ったら良いのか迷うことがあるかと思います。
しかし、どちらも互換性があり一緒に遊ぶことができるので、
2つ目は子どもの好みに合わせて購入することも可能です。
▼一つ持っておくと長く遊べて重宝します!
子どもの好みで選ぶ
2歳ごろになると自己主張も強くなり、『好み』がはっきりしてきます。
子どもの好みでないおもちゃを選んでしまうと「遊んでくれなかった。」そんなことに
なりかねないので、子どもの好みを知った上でおもちゃを選ぶことが大切です。
【音が好きな子】
2歳ごろになると音の違いを認識できるようになるため、楽器で遊ぶことは
音楽を好きになるきっかけ作りにもなります。
- 森の音楽会(GENI)/対象年齢:2歳〜
シロフォン、ドラム、ギロなどたくさんの楽器があるのが特徴です。
シロフォンやドラムを叩く動作は、目で見て狙ったところに手を動かす、
目と手の協応性を養うことができます。
▼プレゼントに迷った時におすすめ
【人との関わりが好きな子】
2歳を過ぎると自分以外の人やものに興味が湧いてきます。
また、言葉の数も増え、コミュニケーションをとることを楽しむ子も多いです。
そんな人との関わりが好きな子には、ごっこ遊びがおすすめ。
2歳ごろのごっこ遊びはママやパパの真似をするところから始まるので、ごっこ遊びを
サポートしてくれるものとして、おままごとセットやお人形が身近で使いやすいです。
- おせわだいすきメルちゃん(パイロット)/対象年齢:1歳半〜

1歳半から遊べるものは、お着替えやミルクセットといった
お世話を中心としたものになっています。
ごっこ遊びを通して、人と関わることで共感力やコミュニケーション力が養われます。
また、子どもの世界観で自由にストーリーを作っていくことは
想像力を育むことができるでしょう。

我が家でも長女が2歳の頃にメルちゃんを購入しました。
3歳以降になると、ごっこ遊びの幅が広がり、お医者さんごっこや
お店屋さんごっこをするようになり、同じメルちゃんシリーズの救急車を
プレゼントで追加購入しました。
2歳ごろはお人形だけでも十分に楽しめてるので、
子どもの興味関心が広がったタイミングで買い足すのがおすすめ。
▼はじめてのメルちゃんはこのセットからがおすすめ
【手先を使うことが好きな子】
1歳の頃に比べて、手首をしっかりと動かせるようになるため、
クレヨンやペンを持って丸が描けるようになります。
普通のお絵描きも良いですが、繰り返し遊べて汚れないといった点からは
スイスイお絵描きが特におすすめ。
- スイスイお絵描き(パイロット)/ 対象年齢:1歳半〜
水を使って描くのでペンやクレヨンで洋服や床が汚れる心配がなく
思いっきりお絵描きをさせてあげられます。
また、持ち運びタイプもあるので、お出かけにも便利です。

我が家でも息子が2歳の頃から持ち運びタイプを愛用!
外食や出かけ先で手持ち無沙汰になった時に
持ち運びタイプのスイスイお絵描きを使っていました。
水で塗っていくことで、色がでてくるので楽しそうにしており、
渡すと10分以上集中して塗ってくれていました。
子連れお出かけは何かと荷物が増えがちですが、
スイスイおえかきの持ち運びタイプは薄く、コンパクトなので
かさばらず便利なんですよね。
▼汚れを気にせずできるからママの味方に!
【言葉に興味を持ちはじめた子】
2歳半以降になると、物の名前に興味を持ち始めたりするようになり、
「これなあに?」「なんで?」といった疑問を投げかけてくるようにもなります。
子どもが興味を持ったものに対して、ママやパパが言葉を
たくさんかけてあげることで語彙力もアップしていきます。
- アンパンマン 2wayで学べるあいうえお教室(アガツマ)/対象年齢:1歳半〜
ボタンを押すことでキャラクターが話してくれるので
自然とひらがなを覚えることができます。
録音機能やクイズ機能も付いているので言葉に興味を持ち始めた時期から、
ひらがなを覚える時期まで長く遊ぶことができるでしょう。
▼アンパンマンのキャラクターと紐付けて言葉を覚えられる!
覚えておきたい!せっかくのおもちゃをムダにしないための2つのポイント
自己主張が強くなり、思い通りにならないと「イヤ!」とごねたり、
癇癪を起こしてしまう2歳ごろ。
そんな時、こんな悩みを抱えているママやパパも
多いのではないのでしょうか?
- 「せっかく買ったのにおもちゃで遊ばなかったら?」
- 「うちの子、自我が強いんだけど、おもちゃを通してどう関わるのが正解?」
- 「どうせおもちゃを買うなら、思いっきり楽しんで欲しいけどどうサポート
してあげたらいいの?」
そう不安に感じているママやパパはぜひ、以下の2つのことを
参考にしてみてくださいね!
おもちゃ購入前に知っておきたいこと
2歳ごろは好みもはっきりしてくるため、
自分の好きなキャラクターやおもちゃがでてきます。
一緒におもちゃを選んでいると、「どうしてもこれがいい!」といって
聞かないこともあるかもしれません。
親としては「本当にそれで遊ぶのかな?」「すぐに飽きちゃうんじゃないかな…」と
不安になりますよね。
そんな時は、一度欲しいおもちゃと写真を撮る方法がおすすめ。
写真を撮って1週間、2週間後に見せて、本当に欲しいのか
確認してみてください。
その時になると、もう違うものに興味を示していて
欲しいものではなくなっていたなんてことがあります。
また、一つのおもちゃに飽きてしまわないか心配な場合は
おもちゃのレンタルを考えるのも一つの選択でしょう。
飽きてしまったり、興味がなさそうであれば、レンタルなので
返却できるのがメリットです。
2歳児とおもちゃで関わるときに大切なこと
好奇心旺盛で『なんでも自分でやってみたい!』そんな時期ですが、
手先を思うように動かせなかったりまだまだ上手くできないことが
たくさんあります。
そんな時にできずに投げだしてしまうことがあるかもしれません。
根気強く見守ることも大切ですが、以下の3つのポイントを
意識するだけで子どもたちの表情や態度にも変化があるので
実践してみてくださいね。
- 選択肢を与える
「ママが一つだけ手伝う?」「途中までママと一緒にやってみる?」など、
子ども自身にどこまでサポートしてもらうか決めてもらうことで
スムーズに遊べることがあります。 - 気持ちに寄り添う
できなかった時に感情を抑えきれずに泣いたり、怒ったりしてしまうことがあります。
そんな時は、「〇〇できなかったのがイヤだった?」
「〇〇ができなくて悔しいんだよね。」と気持ちを代弁してあげることが大切です。 - 運動遊びで気分転換する
子どもたちが「なんだかイライラしてるな。」
「あまりおもちゃで集中して遊ばないな。」
そんな状況の時は運動遊びを取り入れてみるのも◎
子どもたちにとって体を動かすことはストレス発散になり、
その後の遊びにより楽しく夢中になることができます。
また、運動遊びは体力やバランス力が鍛えられるだけでなく、
怪我予防や健康維持にもつながるのでおすすめです。 - ストライダースポーツ(ストライダージャパン)/対象年齢:1歳〜

ペダルがなく子ども自身でバランスを取りながら進むので、
体幹やバランス感覚が鍛えられます。
また、ストライダーに乗ることで自転車への移行もスムーズになると言われています。
▼2歳の子には12インチのストライダーがおすすめ

私も思うようにできないとすぐに泣いて怒ってしまう
2歳の息子に悩んでいた時期がありました。
はじめは選択肢を与えても気持ちに寄り添っても「イヤ!」
の一点張りで話も聞いてくれませんでしたが、
何度も何度も繰り返すうちに自分から提案してくれたり、
気持ちを伝えてくれるようになりました。
向き合っている時は、ママも泣きたくなるくらいしんどいんですよね。
でも、我が子と向き合ってる時間は決してムダなものではなく、
必ず我が子にとってプラスなことなので
今、心が折れそうなママも諦めず繰り返し向き合ってみてくださいね。
まとめ
2歳ごろは心も体もたくさん成長し、1歳の時に比べてできることが
増えてくる時期なので子どものできる力をもっと伸ばしてあげられるおもちゃ選びが
大切になってきます。
また、好みもはっきりしてくる時期ですが、いろんなおもちゃに
触れさせてあげることで興味関心の幅が一気に広がります。
「イヤイヤ期」と言われる時期で特に関わり方に悩むママも多いかと思いますが、
親子で楽しめる時間をより充実させるためにおもちゃ選びから楽しんでみてくださいね。
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