- 1歳のうちの子にはどんな知育おもちゃが向いているんだろう?
- 今、つまんだり、落としたりがうちの子のブームなんだけど、それに合った
おすすめの知育おもちゃってあるのかな? - 知育おもちゃは高価なものも多いし、おもちゃ選びに失敗したくない…
そう思っているママやパパも多いのではないでしょうか?
1歳ごろは歩けるようになり、行動範囲が広がり、興味関心もさまざまなものへ向けられる時期。
そんな中で、知育おもちゃを使うと、子どもの好奇心だけでなく
- 集中力
- コミュニケーション力
- 想像力
- 手の巧緻性(手先の器用さ)
といった力を養うことができます。
この記事では1歳の発達段階について解説し、それを踏まえたおすすめの知育おもちゃを紹介。
この記事を読めば、「うちの子は今こんなことができるからこのおもちゃを選ぼう!」と
我が子の今の発達段階にあった知育おもちゃを選ぶことができます。

我が家の次女は現在、1歳1ヶ月。
今回の記事では、実際に1歳児育児中のバタコが「これは使える!」と思った
知育おもちゃを厳選しました。
今は4歳、5歳になった上の子たちの時に実は知育おもちゃ選びに失敗した経験も…
「せっかく買ったのに遊べなかったらどうしよう?」
という不安はおもちゃを買う前につきものだと思います。。
なので、そんな不安も払拭できるように解説していきますね!
- くもんくるくるチャイム(くもん):ボールを掴んで、はなす動作で手の巧緻性と集中力が育つ。生後10ヶ月ごろ使える定番おもちゃ。
- ディズニーおしゃべりいっぱいガチャ(タカラトミー):ボールを落とす動作で手の巧緻性だけでなく、英語や音楽で言語能力や表現力も育ち、長く遊べる。
- ANIMALプルトイ(エデュトイ):細い紐を引っ張って遊ぶことで手の巧緻性が育つ。棒通しの要素もあり、思考力も養われる。
- フルーツビーズ(Classic world):1歳ごろでも使いやすいように補助棒が付いているので初めての紐通しにおすすめ!
- もぐもぐボックス(ウディプッディ):積み木を落とす遊びだけでなく、「形合わせ」の遊びもでき、集中力や思考力が育まれる。
- おままごとセット(マザーズガーデン):おままごとを通して、コミュニケーションを取ることで、想像力や表現力が養われる。
- アンパンマン 乗って!押して!へんしんウォーカー(アガツマ):歩きをサポートするだけ、ビジーボードで遊べたり、バイクにも変形でき長く遊べるおもちゃ。
- はじめてのつみき RING10(ウディプッディ):遊び方が40種類ほど紹介されているのでいろんな遊び方ができ思考力が育まれる。
- ブロックラボ アンパンマン はじめてのブロックバケツ(バンダイ):3歳以降も遊べるシリーズがあり、1歳ごろから長く遊び続けられコスパも◎
- ピックアップパズル(ゴルネスト&キーゼル):パズルが完成することで達成感を味わうことができる。食べ物や乗り物といった日常生活に結びついているもので1歳も喜ぶ。
発達段階に合った詳しいおもちゃ選びは下記を読み進めてくださいね!
1歳児の発達の特徴
1歳になると、歩けるようになったりと体の成長はもちろん、言葉を話してコミュニケーションを
取ったりと心の成長もあります。
知育おもちゃは、子どもたちが主体的に遊べてこそ効果を発揮するものなので、
『今のうちの子の発達にあった知育おもちゃ』を選択していくことが大切になってきます。
そのため、まずは1歳の成長発達について解説していきます。
こちらのチャートをご覧ください。

発達には個人差があるので、目安としてご覧くださいね。

私も初めての子育ての時は周りの子に比べてうちの子って成長が遅いかも…
と悲観していました。
ですが、周りと比べるのではなく、過去の我が子と比べることで
『我が子の成長』をより強く感じることができます。
ぜひ、我が子を見る視点を意識してみてくださいね。
体の成長
足腰に筋力がつき、さまざまな動きができるようになってきます。
- 伝い歩きが始まり、1歳半以降にはしっかりと歩くように。
- 2歳手前になると、段差を登ったり、しゃがんだりができるようになる子も。
- 手先が器用になり、親指と人差し指でつまむ動作をする。
- 握力がつき、蓋を開けられるように。
心とことばの成長
0歳の頃と比べて、言葉を使うようになったりと、コミュニケーション方法も大きく変化します。
また、行動範囲が広がることで、好奇心旺盛になり、さまざまな物や人に興味を示すように。
- 単語を話すようになり、2歳近くになると二語文を話す子も
(わんわん、いた。パパ、バイバイなど)
今、目で見たことを話したりするようになりますが自分の気持ちを表現することは
まだ難しい時期です。 - 自我が芽生える
1歳半を過ぎると自己主張するようになり、嫌なことは首を振ったり、
ママやパパを引っ張って自分の意思を伝えようとします。 - コミュニケーション力がつく
「パパにどうぞして。」「もう1つちょうだい。」と言った簡単な指示が理解できるようになります。
もう、迷わない!1歳児のおもちゃ選びのポイント
知育おもちゃはたくさんの種類があり、どれを選んでいいのか悩みますよね。
そんな中で以下の4つのポイントを意識することで迷わず知育おもちゃを選べるので
参考にしてみてくださいね。
- 遊び方がシンプルで手先の発達を促すもの
- 親子で遊べて、コミュニケーション力を育めるもの
- 遊び方が豊富にあるもの
- 自分でできた達成感を味わえるもの
【遊び方がシンプルで手先の発達を促すもの】
1歳ごろは『落とす』『つまむ』といった単純動作が大好きです。大人からすると
「何度も同じことをしていて面白いのかな?」と思うことを一生懸命やっています。
実はこの動き、意味がないように見えて、子どもにとっては
「このボールはどうやって落ちていくんだろう?」「ここをつまんだらどうなるかな?」と
考える力を育んでいるんです。
特に手先を細かく、動かす動作は手先の巧緻性(手先の器用さ)を育み、
何度も何度も挑戦することで集中力も育んでいます。
1歳〜1歳半の子は特に
- 落とす
- 転がす
- 引っ張る
といった動作ができるものがおすすめです。
- くるくるチャイム(くもん)/対象年齢:生後10ヶ月〜
ボールを握って、狙ったところに落とす動きが、手先の巧緻性、集中力を育みます。
1歳ごろの『落とす、転がす』が大好きな子にぴったりなおもちゃです。
- はじめて英語 ディズニー&ディズニー・ピクサーキャラクターズ おしゃべりいっぱいガチャ
(タカラトミー)/対象年齢:1歳ごろ〜

ボールを『落とす』だけではなく、バーを叩いてボールを出したり、棒の部分にボールをはめたりと
さまざまな遊びができます。また、ディズニーキャラクターがおしゃべりしてくれるので、
言語能力も育まれます。

我が家では次女の1歳の誕生日プレゼントに祖父母からもらいました。
はじめはボールの出し方、棒へのはめ方がわからないので一緒に遊んでいました。1ヶ月たった今では、自分でできるようになり、集中して1人遊びをしています。
自分で遊べるようになるまでは、サポートがちょっと大変。
でも、その期間にとことん付き合ってあげると、気づけば1人で夢中になって
遊んでくれるようになります。
1人遊びに夢中な時間は家事が捗ったり、ちょっと自分の時間が持てたりするように
なるから、実は”最初の頑張り”って実はコスパいいんんですよね。
- ANIMALプルトイ(エデュトイ)/対象年齢:1歳半〜
細い紐をつまんで引っ張ることで手の巧緻性を育むことができます。また、棒通しもできるので、
1歳ごろから長く遊ぶことが可能。
1歳半〜2歳の子には
- つまむ
- とおす
- はめる
といった動作ができるものがおすすめです。
- フルーツビーズ(Classic world)/対象年齢:1歳半
穴にビーズを通す動作で、手の巧緻性、集中力を育むことができます。補助棒がついているので、
紐通しがはじめての子でも簡単に通せるようになっています。クラシックワールドの紐通しは、
海の生き物、乗り物、動物といったさまざまな種類があるので子どもの好みに合わせて
選ぶことが可能。
- もぐもぐボックス(ウディプッディ)/対象年齢:0歳〜
食べ物の形をした積み木を『落とす』といった遊び方だけでなく、形に合ったところにはめる
『形合わせ』といった遊び方も。たくさんの遊び方があるので集中力だけでなく、想像力も
育むことができます。
【親子で遊べてコミュニケーション力を育めるもの】
1歳ごろはママやパパと遊ぶことでコミュニケーションをたくさんとる時期。
言葉をうまく使ってのコミュニケーションはまだ難しいですが、知育おもちゃを通して、
ママやパパと遊ぶことで、相手の言っていることを理解し、自分の気持ちを伝えると言った
コミュニケーションの土台を育むことができます。
また、ママやパパとの関わりの中で、相手の気持ちを想像したり、どんな感情があるのか知り、
共感力や表現力も育まれます。
- おままごとセット(マザーズガーデン)/対象年齢:1歳半〜

おままごとを通して、ママやパパとコミュニケーションをとることで想像力を育むことができます。
マザーズガーデンの1歳半から遊べるおままごとセットは、おままごとだけでなく、棒通しや型はめ
といった遊び方もあるので、低月齢のうちから長く楽しむことが可能。
- アンパンマン 乗って!押して!へんしんウォーカー(アガツマ)/対象年齢:生後8ヶ月〜

歩きをサポートしてくれるおもちゃで、体感を鍛え、バランス力も身につけることができます。
歩く練習を通して、ママやパパとたくさんのコミュニケーションが生まれるでしょう。

1歳の次女も現在、このウォーカーに夢中。
少し離れたところから「おいで〜!」と声をかけるとニコニコしながら、
押してきます。
そこには「ママ、みて!」「できたよ〜!」というサインが表情に
溢れているんですよね。
ウォーカーは歩きをサポートするだけでなく、『喜びを伝える』といった
コミュニケーションの土台を作るのにもピッタリな知育おもちゃなのでおすすめ!
【遊び方が豊富にあるもの】
遊び方が豊富にあるおもちゃは、子どもが成長する中で遊び方を変化させながら楽しむことができ、
長く遊べるのでおすすめです。
また、遊び方を子ども自身で考えることにもつながり思考力や集中力が育まれます。
- はじめてのつみき RING10(ウディプッディ)/対象年齢:1歳半〜
1歳半ごろ〜4歳ごろまで遊ぶことが可能。おもちゃに付属している、おもちゃの遊び方ガイドには
40種類の遊び方が紹介されています。各年齢で遊び方が変わるので、集中力、思考力、手の巧緻性
とさまざまな力を育むことができます。
- ブロックラボ アンパンマン はじめてのブロックバケツ(バンダイ)/対象月齢:1歳半〜

ブロックラボの商品は1歳半ごろから遊べて、3歳以降になるとごっこ遊びを発展させられる
商品もあります。ブロックではじめて遊んだ時はカチカチと音を楽しんでいたものが、
3歳以降になると、自分の想像したものを形にしたりと長く遊べます。

我が家でも長女の時から今まででブロックラボのシリーズを3種類ほど購入。
1歳の次女はブロック同士をカチカチさせたり、ママやパパに「どうぞ。」と
渡して楽しんでいます。
一方で4歳、5歳の上の子たちは自分なりのストーリーを持って作品作りに夢中。
年齢の違う兄弟でも一緒に遊べるおもちゃは、おうちに1つあると本当に重宝します。喧嘩をしながらも上の子と下の子の関わりが増え、「いいよ。」「今はこうしたい。」と
気持ちを伝えあい、協調性を身につけることができているなと肌で感じています。
長く使えて、兄弟で遊べるものはコスパ最高!
【自分でできて達成感を味わえるもの】
自分でできた達成感を味わえることは自信につながり、自己肯定感を育むことができます。
1歳ごろは、一つのことをやり遂げるのに時間がかかってしまったり、嫌になって怒ってしまうことも
ありますが、見守ってあげることが大切です。
- ピックアップパズル(ゴルネスト&キーゼル)/対象年齢:1歳〜
ピックアップパズルは1歳ごろの手先でもつまめるように、つまみがついているのが特徴。
また、日常生活と結びつくものを題材としているものも多く、生活と関連するものを見つけたら
喜ぶ1歳ごろにはぴったりです。
【番外編】買ったけど遊ばない時の効果的な対策
知育おもちゃをせっかく買ったのに、子どもが興味を示してくれない…
そんな経験のあるママやパパも多いのではないでしょうか?
せっかく買ったおもちゃで遊んでくれないのはママやパパとしても切ないですよね。
なので、私の体験談も踏まえて、2つほど対策をお伝えしていきます。
購入前に遊ぶ機会を持たせる
地域にある児童館にはたくさんのおもちゃが置いてあります。また、有料で遊べる室内遊び場にも
最近では知育おもちゃを置いている場所が多いです。
気になっているおもちゃを一度、子どもに試してみて、「うちの子ってこれ遊んでくれるかな?」と
観察してみるといいでしょう。
子どもの新たな興味関心を知るきっかけにもなります。

我が家でも祖父母から1歳の誕生日プレゼントに何がいいか聞かれた際によくいく児童館のおもちゃを参考にしました。
1歳の次女が毎回遊んでいるおもちゃ、私がすすめても見向きもしなおもちゃ、と好みがハッキリしていて正直、ビックリ。
まだ、おしゃべりで伝えられない時期だからこそ、我が子をじっくり観察することが
重要なんですよね。
遊ばないおもちゃは一度、見えないところに隠す
購入前に我が子の好きなおもちゃを知ることができればいいですが、
プレゼントでもらったりする場合はそうもいきません。
そんな時、興味を示さずあまり遊んでいないおもちゃは一度、子どもの見えない棚や
クローゼットに片付けてしまうのがおすすめ。
数週間〜数ヶ月経った時におもちゃを渡してみると、遊んでくれたなんてことがあります。
1歳でも必ず確認しておきたい!知育おもちゃ選びの注意点
知育おもちゃを選ぶ中で、気をつけたいポイントを2つほど紹介していきます。
ポイントを意識することで、好奇心旺盛な1歳の子にも安心しておもちゃで遊ばせてあげることが
できるのでぜひチェックしてくださいね。
誤飲、怪我への対策
0歳ごろと同様に誤飲への対策は欠かせません。
まだまだ、興味のあるものは手に取り口に運ぶので幼児が誤飲してしまうサイズ
(直径39mm:トイレットペーパーの芯の穴くらい)には気をつけましょう。
また、行動範囲が広がることで怪我への対策も必要です。
おもちゃをとって投げたり、振り回したりして自分だけでなくお友達を怪我させてしまう場合も。
危険なことに対してはママやパパが表情と態度でしっかりと伝えていくことが大切です。
まだ、言葉の意味は理解できていなくても、大人の表情や態度から感じるものがあります。
2歳以降になると言葉の意味と行動がつながってくるので、危険な行為に対して「やめようね」
と伝えると、少しずつやめられるようになってきます。
おもちゃの安全基準は『STマーク』
0歳ごろでもおもちゃの安全基準として、『STマーク』について解説しましたが、1歳ごろも
おもちゃで安心、安全に遊ぶためには『STマーク』があるかどうか確認することも忘れずに。
1歳ごろは『歩けるようになり、行動範囲が広がる』『手先がより器用になる』といった観点から、
おもちゃの安全性の見極めは必須。
STマークは第三者機関によるST基準適合検査に合格したおもちゃにつけることができるマークです。
STマークの付いている玩具は、「安全面について注意深く作られたおもちゃ」と業界が推奨するものです。
(日本玩具協会より)
まとめ
1歳ごろになると、仕事復帰も重なり、「子どもと遊ぶ時間をとってあげられない…」
と悩むママも多いですよね。
でも、ママが忙しい中でも5分、10分でも遊んでくれたことは子どもたちにとって
何より大切な経験であり、記憶に残ります。
そして、その経験は1歳ごろに大切な心の土台をしっかりと築き上げてくれるもの。
遊ぶ時間も大切ですが、どう関わるのかといった質が大切だと私は思います。
忙しくても我が子との時間を少しでも取れた自分を褒めて、我が子との知育遊びを
楽しんでみてくださいね。
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